資機材

現場に持っていきたい救急グッズ

どうも、ゆうだいマンです。

今回は、消防士向けというより民間のロープユーザー向けの内容となっています。

私も民間企業のロープユーザーとして働いていますが、消防士時代にはあまり気にしていなかったけど、今すごく感じることがあります。

それは、「現場でケガしたらヤバい」ということです。

もちろん、消防士も現場でケガするのはヤバいですが、近くに救命士がいたり、救急資機材があったりするので、民間のロープユーザーに比べてはケガや事故に関しては、比較的すぐに処置を行うことができます。

我々が活動する現場はたいてい救急車が到着するのに時間を要するような現場が多いです。

ケガの悪化を防ぐためにも救急資機材を現場に持っていくことは、非常に大切なことです。

ですが、何をそろえればいいのかわからない方も多いと思いますので、「現場に持っていきたい救急グッズ」を紹介していきたいと思います。

それでは、いきましょう!

ネックカラー

まずは、消防士ではおなじみ「ネックカラー」です。

この資機材は頚椎の動揺を防止するためのものです。

簡単に言えば、首を動かさないように固定するための資機材です。

活動中のユーザーが倒れている場合、2つの可能性が考えられます。

①外傷によるもの

②内因性の疾患(脳疾患や心疾患など)

外傷の場合、これ以上症状を悪化させないためにも首を固定する必要があります。

原因は首以外かもしれないが何が原因かわからない以上、固定はマストです。

ポイズンリムーバー

ロープアクセスの仕事をしていて、ハチに出会うことが多いということを感じます。

例えば、橋梁点検であれば点検するだけではなく、邪魔な木や草の伐採も伴います。

そして、ハチは橋の床版や草やぶの中に巣を作ります。

ということは。。。

はい、刺された場合の対策が必要です。

余談ですが、一気に2箇所刺された人がいて、そのときに1箇所しか毒抜きをしなかったのですが、抜かなかった方は抜いた方に比べて腫れやかゆみが一段と強かったので、刺された場合はすぐさま毒抜きが必要だなと感じた事案でした。

外傷セット

主に、滅菌ガーゼやディスポ手袋を準備しておくといいと思います。

他人の血液に触れるということは、病気に感染する可能性があります。

人の手当をする際は、ディスポ手袋を必ずつけましょう。

消毒液

土などで汚れているときなどは水で流して、消毒液をぶっかけてやりましょう。

現場で水がないときは、この消毒液で洗い流してください。

三角巾

実は、かなり使える万能グッズです。

詳しい使い方はこちらをご覧ください→(こちら)

コールドスプレー

ケガをしたときの一番の選択肢は患部を冷やし、炎症を抑えることです。

スポーツしていた人たちにとっては、懐かしく感じるかもしれませんね(笑)

ハチ撃退スプレー

結構、襲ってくるので持っておきましょう。

AEDのサブスクリプション

最近AEDのサブスクがあるということを知りました。

AEDを購入し管理することは意外とお金がかかります。

月額2,980円なんてお得すぎます。

詳しくはこちらをご覧ください。→(こちら)

まとめ

いかがだったでしょうか?

事故が起こらないことに越したことはありませんが、起こった場合は全力で助けなければなりません。

だからこそ、まずは資機材を揃えることから始めてみませんか?

今回紹介した資機材の使い方は、また記事を投稿したいと思います。

『万が一に備えよ』

では、また✋

-資機材
-, , ,

© 2024 元消防士と学ぶロープアクセス・ロープレスキュー講座 Powered by AFFINGER5