
どうも、ゆうだいマンです。
PPEについては、先日記事を出しましたが(PPEについて)、今回はPPEではないが、あったら便利なツールについて記事にしたいと思います。
便利ツールがあるだけで、ロープアクセスの生産性は爆上がりします。
まちがいなく見る価値アリです!
それでは、いきましょう!
フットアッセンダー

まずは、フットアッセンダーからです。
今まで、ハンドアッセンダーだけでアクセスを行ってきた人も多かったと思います。
これまで、よく頑張りました。これからは、フットアッセンダーの時代です。
人間の体の中で最もパワーを発揮することができる筋肉、それは足の筋肉です。
逆立ちするときに少しやっただけで腕が疲れてしまうのに対し、足は何時間歩いても走っても平気です。(平気ではないですね笑)
ハンドアッセンダーとフットアッセンダーを同時に使うことで、かなり楽にロープを登ることができます。
私も初めて使ったときはビックリしました。
おすすめは、クライミングテクノロジーのフットアッセンダーです。
普段、基本的にはペツル押しなんですけど、ペツル製フットアッセンダーは使うたびに緩んできて、足首に食い込んでとても痛くなります。
少なくとも私はですが(笑)
ロールクリップ

2つ目は、ロールクリップです。
見た目そのまま、プーリーのくっついたカラビナですね。
私が普段行っている、シングルロープテクニック(通称:SRT)では、ロープアクセスをする上で必ずと行っていいほど使用します。
アクセスだけでなく、レスキュー時には倍力システムを組むときに、このロールクリップを使うことで一瞬にして3倍力を構築することができます。
ロールクリップには、他にもカラビナの安全環がついたタイプもありますが、私は写真のオレンジのタイプをおすすめしています。
その理由としては、安全環がついているタイプのロールクリップは、ハンドアッセンダーのトップホールに入れて使うことができないためです。
これも、1コ持っておきたいですね。
ギアスリング

3つ目は、ギアスリングです。
みなさんは、活動中にハーネスのギアラックに大量のギアやスリングがぶら下げられ、目的の資機材が見つからず、ジャラジャラを探した時間を過ごしたことはありませんか?
私は、その時間にかれこれ2年くらいは費やしてきたと思います。(冗談です)
このギアスリングの最大のメリットは、ジャラジャラを分散させることができることです。
なんかチビに見えますね。一応、身長は171センチあります(笑)
こんな感じでギアを分散させておくと、迷う時間が大幅に軽減できます。
個人的には、どのギアラックに何をつけておくかというのを決めておくのが一番のいいかなと思います。
グリグリ(可変カウズテール)

4つ目は、グリグリ+ダイナミックロープで作成した「可変カウズテール」です。
長さを変えられる自己確保用ロープと思っていただければOKです。
もう、PPEとして普段から持ってたほうがいいんじゃないかなと思えるレベルで便利です。
ロープアクセスの基本は、テンションをかけて抜いての繰り返しです。
詳しくは、こちらの記事をご覧ください。(ロープアクセスのちょっとしたコツ)
それらをスムーズに行うことができるのが、可変カウズテールです。
テンションを抜くときは,、レバーを引いて緩めるだけです。
あぶんだりする必要がないので、とても楽です。
ロープは必ずダイナミックロープを使ってくださいね!
ATC

5つ目は、ATCです。
クライミングなどで使われる下降器です。
レスキューの場面で使うことはほぼないかなという感じですがロープアクセスでは多用します。
通常であれば、高所で作業したあと、最後の片付け役を残しみんながロープで降下したあとに、ロープを解除してはしご等で降りてくるのが一般的だと思います。
ですが、このATCを使えば、折り返したダブルロープで降下し、ロープを回収までしてしまうことができるという優れものです。
使用方法については、また記事を出したいと思います。
ツールバック

6つめは、ツールバックです。
よく作業をするときにケータイやデジカメ、ペンなどを入れています。
ツールバックの便利なところは、逆さまになっても中身が落ちないということです。
まあ、写真のように落下防止のじゃばらをつけてますけどね(笑)
似たような商品は、各アウトドアメーカーが出しているのでそちらを使ってもいいと思います。
個人的には、ペツルのイエローが好きです(笑)
クイックドロー

7つめは、クイックドローです。
このふざけたヌンチャクみたいなやつが意外と使えるんです。
それは、オンロープレスキューのときや救助のシステムを構築する際の2系統を確保するための補助に使うことができます。
特に、オンロープレスキュー時は、自分と要救助者をつなぐのに、カラビナを3連がけするのですが、なかなかガチャって面倒くさい。
そんなときにこのクイックドローを使えば、ねじれをあまり気にすることなく活動することができますし、ガチャっているなかでも比較的スムーズに動くことができます。
まあ、プロである以上、ねじれには気をつけましょうね。
ナイフ

最後は、ナイフです。
これは、護身用でございます。(冗談です笑)
ロープを切断するのは最後の手段であるとはいえ、必殺奥義としてナイフは持っておくべきです。
ペツル製スパサであれば、カラビナにつけた状態でも使うことができます。
というか、持ってるだけで少しかっこいいですよね。
まとめ
いかがだったでしょうか。
おそらく私の知らない便利ツールはまだまだあると思います。
こんな便利なのがあるよというのがあれば教えてくださいね!
これからもいいものがあれば紹介していきたいと思います。
いろいろなツールを使うことで間違いなく活動の生産性が上がる。
時間を買おう!
では、また✋