レスキュー

民間企業におけるレスキューの必要性

どうも、ゆうだいマンです。

我々、ロープワーカーにとって最も気をつけなければならないことは、事故を起こさないことです。

ですが、万に一つの確率で事故は発生します。

消防士時代には、そのような現場を多く目にすることがありました。

そして、ロープワーカーが作業中に発生させる事故は、一刻を争うシチュエーションが多く、消防が現場到着し活動を開始させるのに時間を要する可能性が高いと考えられます。

なので、現場での応急処置や救助技術が必要となります。

民間企業は利益追求を求める組織ですので、事故が起こらなければそのために費やした時間やお金が無駄になると考える人もいます。

ですが、レスキュー体制が不十分で失うものは人命です。

失うもののリスクが大きすぎます。

そして、レスキュースキルを身につけることには、大きなメリットがあります。

それは、アクセススキルが大幅に向上するということです。

レスキューとは、怪我をした人や意識のない人を安全な場所まで運ぶことを言います。

脱力した人間とは、とんでもなく扱うのが難しく、かなりの労力が必要になります。

効率よく救助するためには、ロープの流れや摩擦について熟考しそれに合わせての熟練した身のこなしが必要です。

このトレーニングを多くこなすことで、自分ひとりの体重でアクセスするなんて余裕のよっちゃんになります。

レスキュースキルは、一度身につけたらOKではなく、すぐに腐ってしまうスキルでもあります。

久しぶりに想定訓練をしましたが、やはり多少の迷いがでますね(笑)

私も技術は磨かなければ腐ってしまうことを心に留めておきたいと思います。

先日、RWC(ロープワーカーズコミュニティ)に参加した際、レスキューの必要性を感じている方が多かった印象がありました。

やはり、時代を切り開いていこうとする人は、その点理解しているんですね!

このブログでも民間企業でレスキューをしたことがない方や消防の救助隊の新隊員などでもわかりやすいような記事を投稿したいと考えているので、これからもよろしくお願いします!

では、また👋

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